栄養CSは、地域に顔のみえる管理栄養士・栄養士を増やします
図1は、栄養CSの事業体制の概念図を示しています。現在は、47都道府県栄養士会において、栄養CSを立ち上げ、それぞれの情勢にあわせた整備をすすめています。将来的には、より地域に密着し、住民に身近な拠点となれるよう市町村レベルの整備を目指しています。
栄養CSは、管理栄養士・栄養士の活動拠点です
栄養CSは、特定健診・特定保健指導、介護予防事業や生活習慣病予防のための事業、研修会・講演会の講師など、さまざまな専門領域の保健事業サービスを担います。ボランティア的な活動だけではなく、営業分野への強化を図り、自立・採算性を基本コンセプ卜とした収益事業を展開します
栄養CSは、管理栄養士・栄養士に期待しています
栄養CSは事業展開を図る拠点としてだけではなく、管理栄養士・栄養士聞の情報交換、情報共有の拠点でもあります。管理栄養士・栄養士がそれぞれ対応している症例や活動事例情 報を持ち寄り、業務のスキルアップを図れる拠点として、さまざまなエビデンスを蓄積、管理し、発信できる拠点を目指します。
また、本会が2008年秋より検討してきた「食事療法用宅配・通販食品の認証制度jが2010年4月よりスター卜します。本会が定める要綱等をもとに審査し、消費者に対し信頼できる在宅療養食品として提供することを目的としています。在宅療養がすすむなか、消費者ヘ安心を届ける重要なスキルが求められます。
((社)日本栄養士会より)